1973-07-16 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会公聴会 第1号
この工場群の中から排出しておるのでありますが、御承知のとおり富山県は、冬季渇水期が十一月から翌年の三月一ぱいまでで、その間電気が少ないために、三十四、五年まではこの重化学工業会社等は冬季はほとんど操業していなかったのでございますが、その後必要に応じて年じゅう操業するようになって、この付近の住民はほとんど煙の中に住居しておるような状態に立ち至ったのでございます。
この工場群の中から排出しておるのでありますが、御承知のとおり富山県は、冬季渇水期が十一月から翌年の三月一ぱいまでで、その間電気が少ないために、三十四、五年まではこの重化学工業会社等は冬季はほとんど操業していなかったのでございますが、その後必要に応じて年じゅう操業するようになって、この付近の住民はほとんど煙の中に住居しておるような状態に立ち至ったのでございます。
その場合に、関係都道府県知事の意見を聞かなければならないが、操作規則の中には、たとえば湛水の場合、あるいはまた冬季渇水期において琵琶湖は水がなくても、下流に水を流さなければならないから、この水はどんどん流すのだという、プラスの水位の場面におきましても、マイナスの水位の場面におきましても、被害を伴うわけなのです。
三、十和田湖利用計画、十和田湖を産業面に利用するため、奥入瀬川及び浅瀬石川の流水を導入して、冬季渇水期には両水系にこれを還元して発電する計画がありますが、本湖の水位低下(利用水深一・六七六メートル)による観光上の問題がありますので、今後の調査検討を必要としています。
ところがドイツは十九万二、三千円、それからフランスはこれはおもしろい制度をとつておりまして、冬季渇水期は電気代が非常に高いので二十万円、それから豊水期になりますと、一割をまけて十八万円というような、季節による価格の変動を公然とやつております。
二十七年度の冬季渇水期におきましては、相当の電力を工場の方に供給し得たところまで参つております。この点を申し上げておきます。また船舶用のガス・ター、ビンにつきましては、現在三菱の長崎造船所で製作中でございまして、二十七年度の運輸省の補助金等もつぎ込んでいるわけでありますが、現在五百馬力、これは運輸省の技術指導のもとにやつておるわけで、ほぼ完成し、この九月ごろ陸上の運転が始まることになります。
本流案の最重点はダム式発電により冬季渇水期の補給電力を得ることにおかれてありますが、将来の負荷率の見通しは必ずしも絶対のものとは考え難いのであります。下流発電所の例に見るごとく負荷率低下に応ずる余地を経済的に考慮し得る範囲にて残すことにより将来の処置はできるものと考えられます。
また組合の方では、今年の夏が珍しく豊水でありましたので、この豊水による会社の収入増をば非常に大きく申しておるのでありますが、電気事業の経理は、短期間の一時的現象をもつて判断することはきわめて危険でありまして、冬季渇水期を考えに入れました年間の収支の均衡の上に立つて論ぜざるを得ないのであります。
中部は水力七十万キロワツト、火力三十万キロワツト、合計百万キロワツトということになつておるのでありまするが、冬季渇水期になりますると、水力が三十万キロぐらいに落ちることがままありまするが、これに対応して需用は九十万キロワツト以上に上るという現状では、産業に与える影響が如何に大きいかということは申すまでもないのであります。
江別の火力発電所の汽罐増設工事は、これは増設後最大出力が五万キロになるわけでございますが、日立の争議のために機械の納入が遅れまして、若干年内に完成の予定が来年の二月までに延びているようでありますが、本年度の冬季渇水期には一応間に合う予定でございます。砂川火力発電所の新設工事は、最大出力二万七千キロワツトでありまして、工事進捗状況は五〇%であります。
○鈴木憲一君 尚次に、印刷物によりますというと、冬季渇水期の発電力が、文部省で渡されたものとは非常に差があるのですけれども、これはどちらが本当なんですか。
それからなおこれに代つて、でき得る限り火力を使用していきたい、火力の補修の程度は、冬季渇水期におきまして三百七千万トンを十分使いこなし得るだけのものが補修できている、こういうふうにおつしやいましたが、そのもとになる石炭の貯炭の状況、それが計画と現在はいつている実情についての開きは、予定通りいつているのかどうかというようなことなどについても、一應お聽かせ願いたいと思います。
冬季渇水期用石炭の手当につきましては、石炭の増産と相俟つて最近非常に好轉してをりまして、一月から三月に至る期間におきましては、当初予定されました割当量六十七万トンは、百十八万トンに変更されております。
特に冬季渇水期におきましては、相当の不足が予想されますので、一には非生産用電力は極力圧縮すること、二には熱源として使用される電力を抑制すること、三には豊水期に生産を集中し、四には使用電力の効率を高めることの方針によりまして、電力の配分を考えておる次第でございます。
すなわち電力用炭として下期割當は百四十一トンであるが、各月火力發電を必要とする九州中國の兩地區に對する消費石炭と、東北及び本州中央部の冬季渇水期に消費すべき石炭量とからすると、渇水とは言いながら、未だ冬季の最渇水時に比べれば水力の事情はまだまだよいと考えられる現状において、近畿地區に對し増炭することは困難な事情にある次第であります。
申し上げるまでもなく昨今の電力事情は、近づく冬季渇水期と嚴寒期の燃料不足とによつて一段と深刻の度を加えつつあるのであります。終戰を境として、生産活動の全面的な停止により、電力に相当の余力を生じたのであります。
○小平久雄君 私は、今や眼前に迫りつつありまする冬季渇水期の電力危機に関しまして、特に重要と考えられる数点につき関係大臣の所見を承りたいと思うのであります。 すなわち、まず第一にお伺いいたしたい点は、今冬季における電力危機が産業界、特に中小工業並びに一般國民生活に及ぼす影響に対しまして、政府はいかなる見透しを有せらるるやという点であります。
農林委員会といたしましても、石炭不定の実情からいたしまして、本年の冬季渇水期における燃料事情が非常に憂慮せられておりましたので、本年七月、研究会の形式を以ちまして、冬季の燃料対策について農林当局から説明を聽取いたしまして、同時に必要な助言及び推進をして参つたのでありますが、当時やや好轉を期待せられました薪炭事情も、東北、関東水害を契機といたしまして、最近とみに惡化して参りましたことは御承知の通りでありまして
しかして、総出力は約六百万キロと称えられておりますが、冬季渇水期に至りますれば、半減してわずかに三百五十万キロないし三百万キロとなるという、まことに憂慮すべき状態であるのであります。
飜つて、本二十二年度の冬季渇水期におきまする電力需給の事情を考えますると、すでに本年は豊水期である第一・四半期におきまして、休電日の指定等制限を加えましたにもかかわらず、制限のなかつた昨二十一年度同期に比較しまして、一八・四%の需用が増加しておる実情でありまして、八月、九月の渇水期の不足状況は、すでに御承知の通りであります。
本年は冬季渇水期をまつまでもなくすでに夏季においても、渇水は全國的に異常な電力制限を加えなければならぬ現状にあることは皆様御承知の通りであります。わが國のおかれております今日及び將來は、戰爭によつて疲弊し盡した國力を囘復して、一日も早く祖國再建の難業を完遂しなくてはなりません。
この冬の電力需給の改善に資するために、現在工事中の発電施設を冬季渇水期までに完成せしめるよう努力いたしております以外に、相当数の火力発電所の補修及び復旧工事を強力に只今推進しておるような次第でございます。